アニメ→ラノベ(原作)というゆとりムーブ

ラノベなんておっさんが読むもんじゃないだろと学生の頃は思っていたけど、まさか自分が社会人になってラノベを読むおっさんになるとは思わなかった。
というよりも学生の頃はラノベ読んでなくて社会人になってから読み始めたところがある。

学生時代はふつーの小説しか読まなかったのに社会人になってからラノベを読み始める。なぜだ!

社会人になってからIQがどんどん落ちている気がする。日々をひたすら会社で過ごすだけで息継ぎをするように休日を貪りまた会社への繰り返しをしているうちに物事を深く考えなくなった気がする。いや、業務では深く考えないといけないんだけども日に日に深く考えられなくなってしまったので今困ってる。

いや、IQが低い奴がラノベを読むとか言いたいわけじゃないけど、今の自分が何もかも面倒くさくなっていて小説を読むことすら面倒くさい。今は片道1時間半かかる通勤時間は契約してるコミックDAYSを読んでいるけれど、漫画だとすぐに読み終わっちゃう。あとは適当にブラウジングとかしてるけどやっぱり限界がある。だから活字の多い小説を読むといいんだけどIQの低下が激しいので面倒臭さが先に立ってしまう。

しかも…これは元々そうだったけど小説を読んでいて毎回困るのが登場人物覚えられなさすぎ問題で、日本人名ならまだしもカタカナだともっと覚えられない。登場時には大抵その人物がどんな風貌なのか描写されるのでぼんやりイメージはできるけど、やっぱり久々に登場した人物に対してはこいつ誰だっけ?状態になってしまう。

そこでラノベ!挿絵も定期的にあるのでイメージがしやすいぞ!
…となればよかったんだけど、定期的に挿絵があるラノベですら読むの面倒くさい!想像するの面倒くさい!お前本当に学生時代通学時間に小説読んでたの!?って自分でも思うくらい本の読み方を忘れてしまっている。社会人生活恐ろしや。

そこでタイトルのアニメ→ラノベムーブですよ。
そう!アニメは挿絵どころじゃなく声も付いてるしなんと全編絵が付いてなんと動いているじゃありませんか!想像力?そんなもん捨てちまえ!

このアニメ→ラノベ(原作)ムーブはなんといっても一旦ストーリーの全体像を把握できちゃうのが素晴らしい。更に戦闘描写なんかラノベ読んでても脳内でくっきり映像が流れる。
キャラクターも覚える前にもう覚えてる。

しかし大抵のアニメは尺の都合からいろいろな描写をカットしたりモノローグを省いたりしているので、原作を読むことによりさらに理解が深まる。

通常の流れだとアニメは原作を補完するものですが、なんと原作をアニメの補完にしてしまうのがこのアニメ→ラノベムーブなのです。最高。想像力を放棄してる感は否めませんがそれでもいいのだ。楽して脳内のイメージを作り上げる事ができるので社会生活で想像力が低下してしまった哀れな社会人におすすめ。

とはいえ日頃からたくさん読んでいるわけではなくて、まだ幼女戦記の現行巻までとオーバーロードの8巻までしか読んでないんですけどね。にしてもラノベと言えど活字主体の媒体なのでマンが読むよりも通勤時間の暇つぶしになる。最高。